レスによる弊害

 

男性からの刺激を正しく受け止める習慣が無いと様々な弊害が考えられます。

 

性的欲求不満やストレスの蓄積

欲求が満たされないことで、イライラやストレスを感じやすくなる人がいます。

パートナーとの心理的な距離を感じることもあります。

 

自己肯定感の低下

「女性として魅力がないのでは」と感じてしまい、自信を失う人もいます。

これが気分の落ち込みにつながることがあります。

 

性交時の痛みが起こりやすくなる場合がある

性的興奮による潤滑が得られにくい状態が続くと、久しぶりの性交で痛みを感じやすいことがあります。

特に更年期では、女性ホルモンの低下による腟の乾燥(泌尿生殖器症候群)が加わるため、影響が大きくなることがあります。

 

骨盤底筋の機能低下

加齢や運動不足など複数の要因で骨盤底筋は弱くなります。性生活だけで骨盤底筋の機能が維持されるわけではありませんが、骨盤底筋トレーニングや適度な運動は尿漏れ予防や性生活の質の向上に役立つことがあります。

 

パートナーとの関係への影響

スキンシップやコミュニケーションが減ることで、孤独感や不満が生じることがあります。

ただし、性生活がなくてもお互いが納得していれば、良好な関係を維持しているカップルも多くいます。

 

体への影響を減らすためにできること

 

性生活がない期間が続いていても、以下のような習慣は心身の健康維持に役立ちます。

 

ウォーキングや筋力トレーニングなどの定期的な運動

骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)

十分な睡眠とバランスの良い食事

パートナーとの日常的なスキンシップや対話

腟の乾燥や性交痛がある場合は、潤滑剤や保湿剤の活用、必要に応じて婦人科への相談

受診を検討したほうがよい場合

 

次のような症状がある場合は男性セラピストのオイルマッサージに相談がおすすめです。

 

性交痛が続く

腟の乾燥や出血がある

性欲の変化や気分の落ち込みが強い

セックスレスが原因でパートナーとの関係に深刻な悩みがある

 

重要なのは、「セックスレス=病気」ではないという点です。本人が満足しているのであれば問題ではありません。一方で、望んでいる性生活が得られず、それによって身体的・心理的な苦痛がある場合には、その原因に応じたケアや治療、カウンセリングなどが役立つことがあります。