20代の頃から、私はパートナーとの時間を楽しんではいましたが、「中イキ」という言葉にはどこか距離を感じていました。
「体質だから仕方ない。」
「そういうものなんだろう。」
そう思い込んでいたので、深く考えたことはありませんでした。
そんなある日、冷えや肩こり、骨盤周りの重だるさを改善したくて、女性の体のケアを専門にしている男性セラピストのオイルマッサージを受けることにしました。
最初のカウンセリングでは、姿勢や呼吸、骨盤周りの筋肉の緊張について丁寧に説明してもらいました。
「骨盤底筋が緊張しすぎていたり、逆にうまく使えていなかったりすると、血流や感覚に影響することがあります。まずは体を整えることが大切ですよ。」
その言葉に、私は初めて「快感も体のコンディションと関係があるのかもしれない」と気づきました。
施術はリラクゼーションを目的としたオイルマッサージで、腰やお尻、太もも、背中を中心に全身を丁寧にほぐしてもらいました。
通い始めて2か月ほど経つと、冷えが気にならなくなり、姿勢も自然と良くなってきました。
さらに、呼吸が深くなり、体の力を抜く感覚が少しずつ分かるようになりました。
ある日、パートナーとの時間の中で、それまでとは違う体の反応を感じました。
無理をしたわけでも、特別なことをしたわけでもありません。
体全体がリラックスしていることで、これまで感じたことのない一体感や心地よさを味わうことができたのです。
その経験をきっかけに、私は「中イキができた」ということ以上に、自分の体を理解し、大切にできるようになりました。
以前はコンプレックスばかり気にしていましたが、
自分の体に自信が持てるようになった
パートナーと素直に気持ちを伝え合えるようになった
女性としての自信が増した
日常生活でも心に余裕が生まれた
と、心にも大きな変化がありました。
今振り返ると、人生を変えたのは「中イキできるようになったこと」そのものではなく、自分の体と向き合い、心身のコンディションを整える大切さを知ったことでした。
「できない」と思い込んでいたことが、「体を大切にすれば変わる可能性もある」と考えられるようになり、自分自身を前向きに受け入れられるようになったことが、私にとって一番大きな変化だったのです。



